教育ICTリサーチ ブログ

ICTを教育にどう活用できるか、現場目線でリサーチします。

「i和design 2015夏」取材報告(5)

ロイロノートスクールでプレゼンテーションをつくる

 続いて、講師をつとめてくださったのは、鈴木飛鳥先生(7年目)でした。愛和小学校にとどまらず、ICT先進校では定番アプリになっている、ロイロノートスクールを使ってプレゼンテーションを作る授業を説明してくれました。愛和小学校は、一番はじめにロイロノートを使い始めた学校の一つで、現場の厳しさを教えてもらった育ての親のような学校だ、と株式会社Loiloの杉山さんは言っていました。n.loilo.tv


 ロイロノートスクールは、タブレットを導入したら最初に使うべきアプリであり、タブレット活用の有効性を実感できる、極めて優れたアプリだと、松田校長は評価しています。
最初に鈴木先生が、ロイロノートスクールでは、カードを作って、カードをつなげてプレゼンテーションを作る、ということを説明してくれました。
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 文字だけでなく、地図を入れることもできます。校外学習、社会見学、遠足、修学旅行など、さまざまな場面で、地図を貼り付けることができます。
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 また、地図の上に、ペンを使って情報を書き込むこともできます。地図のなかのどんなことに注目してもらいたいのかを書き込むことができます。また、地図の中に自分なりの記号を書き込むこともできます。その他にも、Web上の情報を検索した結果をそのままカードに書き込むことも可能です。最後にカードをつなぐと、プレゼンテーションができます。
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 プレゼンテーションというと、PowerPointを使っている学校もありますが、ロイロノートスクールでは、カードを自由に配置することができるので、プレゼンテーションのアイデアを直線的にでなく、自由に広げて考えていくことができると思います。PowerPointのサムネール画面を使って、全体の構成を考えることもできますが、どうしてもスライドのページ順に並んでいるので、発散的な思考には向きません。
 プレゼンテーションの準備の方法として、どちらが得意かによるかと思いますが、こうした選択肢があることも必要だと思います。とくに小学生には、どんどん考えつくだけカードを書いて、それをどんどんつないでプレゼンテーションをしてみて、いらないと思ったら一度カードのつながりを外して・・・というのを繰り返しやっていくほうが、プレゼンテーションが上手になるのではないかな、と思いました。
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 第6回に続きます。blog.ict-in-education.jp


(為田)