朝、評論家の宇野常寛さん責任編集の雑誌「PLANETS vol.10」の中の、「[インタビュー] 藤井宏一郎 市場が国家を制御する?――「平和マーケティング」の可能性」を読んでいました。
典型的な平和マーケティングの例として、コカ・コーラがやった、『Coca-Cola Small World Machines-Bringing India & Pakistan Togeter』のキャンペーン。調べたら、greenzで取り上げられていた。https://t.co/ezzPDr3gVn #PLANETS10
— 為田裕行 (@Hiroyuki_Tameda) 2019年1月20日
インドとパキスタンの対立について、お互いの国に住む人々を「知らない」から対立がやまない、という問題意識のもと、インドとパキスタンのショッピングモールに「Small World Machine」と名付けられた2台の自動販売機が置かれます。
自動販売機の画面には、「make a friend in Pakistan」「make a friend in India」と書かれています。そして、タッチスクリーンとカメラを通じてリアルタイムで手を合わせたり、線をなぞったり、ダンスをしたり、そうしてインドとパキスタンの人たちの普通の姿を見せていきます。
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こういうテクノロジーの使い方は、本当に素晴らしいと思います。テクノロジーは、なにか問題を解決するために使う、といういい事例になっているとも思いますし、こうしたアイデアを子どもたちがどんどん出せるようになるといいな、と思います。
コカ・コーラ社のサイトでも紹介されています。
www.coca-colacompany.com
(為田)