教育ICTリサーチ ブログ

学校/教育をFuture Readyにするお手伝いをするために、授業(授業者+学習者)を価値の中心に置いた情報発信をしていきます。

近未来の学校教育体験セミナー@秋田 レポート No.2 (2017年6月23日・24日)

 2017年6月23日・24日に、NTTドコモ東北支社 秋田ビルを会場にお借りして、近未来の学校教育体験セミナー@秋田を開催しました。参加してくださった先生方からいただいたアンケートからいくつか抜粋してご紹介したいと思います。

アンケートのコメント紹介

 まずは、セミナー全体に関しての感想からご紹介します。

  • 全体について
    • “近未来”タブレットを使う授業が増えてくると思うので、今日は今後役に立つ情報がたくさんあり、とても勉強になりました。
    • 実際に体験することができ、とても分かりやすかったです。どうもありがとうございました。
    • ICTの導入が進んでいますが、実際にどのようなことができるのかが分からない状態でしたので本日、その点について深く知ることができ満足しています。
    • タブレット、電子黒板はあるけれど、活用できていないのが現状。やるKeyやロイロノートを子どもたちに使わせてみたい!という「現場の声」を実現するには…。考えてみます。とてもいい刺激を受けました。

 まさに、“近未来の”と“体験”と2つの言葉を、セミナータイトルに入れてよかったと思えたコメントもいただけました。実際に体験してみて、先生方が持っている知見と合わせて、そこでようやく「これは授業で使えそう」「ここは授業でやると大変そう」「ここは今までの授業の方が良さそう」などのような評価ができてくるのだと思います。我々、民間企業側の人間は、先生方のそうした評価から、またより良いサービスを作っていく、というふうな関係になればいいと思います。

 続いて、セミナーの中で体験してもらった3つのコンテンツについてのコメントです。

  • ロイロノート・スクールについて
    • 使用しやすそうなアプリだと思いました。
    • ロイロノート、使ってみたいと思いました!
    • ロイロノートはとても使いやすいので、これから普及していくのでは…と思いました。
  • 東京書籍デジタル教科書について
    • 使用できる環境にはないのですが、興味をもちました。
    • とても有効だと思いました。デジタルとアナログとを併用し、効果的に使い分けていく能力が、これから求められると思いました。
  • やるKeyについて
    • 子どもたちの一人ひとりの力に合わせて問題を設定できるところがよいと思いました。
    • アナログでもアダプティブラーニングを意識して指導にあたります。ありがとうございました。

 実際に時間をとって体験してみたからこそ、先生の知見から「使ってみたい」「使いやすそう」という評価が生まれてきます。また、ロイロノート・スクール、デジタル教科書、やるKeyのそれぞれについて、どういう場面で使えるだろうか?と具体的なアイデアレベルまで落とし込むことも短時間でできていたのを見て、先生方の経験の価値を感じました。どこまでいっても、ICTはツールであり、先生方の授業をパワーアップさせるものだということを感じました。

ぜひ、呼んでください!

 近未来の学校教育体験セミナー@秋田を無事に終了したばかりではありますが、事務局からのお知らせです。

 NTTドコモ東北支社さんにご協力をいただいて、同内容のセミナーを“東北各地で”無料で開催したいと思います。教育委員会の研修、あるいは校内研修などに使いたいという場合に、ご連絡をいただければと思います(※講師の派遣、コンテンツの準備の関係で、各県先着2ケース(教育委員会あるいは学校)とさせていただきます)。
 ご連絡は、事務局代表 為田( tame@practica.jp )までお願いいたします。

 また、Facebookにて近未来の学校教育体験セミナー事務局のページを立ち上げました。よろしければ、こちらのFacebookページをフォローしていただければ、今後のイベント情報等をお受け取りいただけます。
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 2016年12月の@仙台、2017年6月の@秋田と続けてきました。NTTドコモ東北支社さんと組んでの東北ツアー、まだまだやっていきたいと思いますので、ぜひ今後の動きをチェックしていただければと思います。

(為田)