2024年7月20日に開催された、目黒区議会議員 たぞえ麻友 さん主催の勉強会&意見交換「今のままでいいの?これからどうなるの?ICT教育の現場から」に参加させていただきました。
最初に参加してくださった皆さんに、ICT教育・一人1台タブレットに「モヤモヤしてること」をPadletを使って書き込んでもらいました。「今のままでいいの?これからどうなるの?」というテーマで、どんなことを話そうかと決めるのに、参加者の皆さんの「モヤモヤしてること」を聴くことから始めよう、と、たぞえさんが言ってくださったのですが、良いアイデアだったと思います。
Padletに書いてもらった意見のなかでキーになるなと思ったのは、「保護者に活用イメージが共有されてない」ということ。当初は、デジタル教科書の話題を中心にしようかと思っていましたが、タブレットの活用イメージをより広くもってもらおうと思って授業の事例を紹介しました。
デジタル教科書についても、東京書籍の小学校英語の学習者用デジタル教科書と、帝国書院の学習者用デジタル教科書・教材のデモ版を使って、こんな学びが実現しますよ、ということを紹介してきました。
東京書籍、帝国書院、それぞれのサイトからデモ版にアクセスができるので、学習者用デジタル教科書でどんなことができるのかを使ってみてほしいと思います。
文部科学省が、教育委員会が、学校が、ICTを活用してどんな学びの場をつくろうとしているのかを理解することで、「タブレットを全然使っていない」「持ち帰ってくるけど、何をしたいかわからない」というようなモヤモヤについての解像度が上がるような気がします。
保護者様や、学校を外から支援する人たちが、そうやって解像度を上げてICTの活用を見て評価できるようになれば、学校もICTを活用する機会を増やしていけるのではないかと思います。
(為田)