教育ICTリサーチ ブログ

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「Vision16 Go To The Future!! 〜未来への扉をひらこう!!〜」イベントレポート No.2(2019年7月14日)

 2019年7月14日にびわ文化学習センター リュートプラザで開催された、長浜青年会議所主催のイベント「Vision16 Go To The Future!! 〜未来への扉をひらこう!!〜」に参加しました。
 このイベントでは、EdTechを体験できるようにワークショップが開催されていました。午前中に学研プラスのワークショップを見学させていただきましたので、レポートします。

 学研プラスのブースでは「音楽と算数をいっしょに学べるプログラミング学習ソフト Music Blocks」を体験できました。プログラミング教育に興味がある子どもたちは多く、教室は満席でした。また、先生方や教育委員会の方々も参加していましたので、大人と子どもが一緒に学んでいきます。
 Music Blocksでは、「音をつくる」と「リズムをつくる」と「絵を描く」の3つのことができるそうですが、最初は「リズムを作る」ということで、一緒に手拍子をしながらリズム作りを学びました。学研プラスの佐久裕昭さんがリズムの作り方を説明して、一緒に手拍子をしてリズムを体感します。一緒に手拍子をしたりするのは、音楽の楽しさを味わえる最初の一歩だと思いますので、こういうことが授業の導入でできるのは、Music Blocksのいいところだ、と思いました。
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 リズムは、分数で表されているので、どんどん音を細かくしていくことができます。どんな組み合わせでどんなリズムができるのか、みんなで試行錯誤を続けていきます。教室はいろいろなリズムでとても賑やかになりました。

 いろいろなリズムをいろいろな楽器を使ってつくってみる、というのは音楽室にある楽器の数では実現しにくいことだと思っています。こうして「いろいろな楽器で試してみる」ことができるのは、デジタルで音楽をつくるときの良さだと思います。

 リズムをつくれたら、次は8つの音でメロディーを作っていきます。

 最後に、自分で作ったメロディーとリズムを同時に実行することで、それぞれの作った音楽を聞くことができます。いろいろな楽器を使ってメロディーとリズムを演奏するのは、技術がいることですし、大変です。でも、Music Blocksを使えば、楽器を演奏するのが上手でなくても、音楽を楽しむことが可能になります。これは、2年前に古河市MASAKing先生の授業を見たときにも同じことを思いました。
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 みんなで作った音楽を聴き比べることができるのも、非常におもしろいと思いました。すごい個性的なリズムやメロディ、楽器の選び方など、多様性も出てきそうで、それを認められるプログラミング授業になりそうです。

 No.3に続きます。
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(為田)