教育ICTリサーチ ブログ

学校/教育をFuture Readyにするお手伝いをするために、授業(授業者+学習者)を価値の中心に置いた情報発信をしていきます。

授業で使えるかも:特許庁YouTube「ここがすごいぞ!日本の十大発明家」

 2022年4月11日に、特許庁YouTubeで「ここがすごいぞ!日本の十大発明家」という動画を公開しました。4月18日が「発明の日」だということで、特許庁の広報の方々が発信をされています。

 1985年4月18日に専売特許条例公布100周年を記念して選定された「日本の十大発明家」は、豊田 佐吉(木製人力織機)、御木本 幸吉(養殖真珠)、高峰 譲吉(アドレナリン)、池田 菊苗(グルタミン酸ソーダ)、鈴木 梅太郎(ビタミンB1)、杉本 京太(邦文タイプライター)、本多 光太郎(KS鋼)、八木 秀次(八木アンテナ)、丹羽 保次郎(写真電送方式)、三島 徳七(MK磁石鋼)の10人です。
 子どもの頃、学習まんがで伝記を読んだ人もいますが、全然知らない人もいます。発明をして世界を変えた人のことを知れるのはいいと思います。

 この動画では、このうちの御木本 幸吉(養殖真珠)、豊田 佐吉(木製人力織機)、鈴木 梅太郎(ビタミンB1)の3人について、「自分がこの発明家を紹介したい」と手を挙げた現職の特許審査官の方が紹介をしてくれています。
www.youtube.com

 リラックスした感じで語られるのが楽しいなと思いながら見ました。農林水産省YouTube「BUZZMAFF ばずまふ」の発信でも思っていますが、こうして親しみやすい動画を発信していくのはいいことだと思います。

 授業で使うならば、どのくらいの学年を対象にするのがおもしろいかな、と思いながら見ました。このまま見せるなら、小学生だとちょっと内容が難しいかな…中学校か高校くらいかな…。
 あと、とにかく「失敗もたくさんしたし、時間もかかったけど、その末に発明が!」ということを伝えるならば、プログラミングの授業だったり、PBLの授業だったりと接続するのもいいかと思いました。
 この動画フォーマットで、自分たちで発明家や起業家について紹介をする動画を作ったりするのもおもしろいかもしれない、と思いました。

(為田)