教育ICTリサーチ ブログ

学校/教育をFuture Readyにするお手伝いをするために、授業(授業者+学習者)を価値の中心に置いた情報発信をしていきます。

Edvation x Summit 2021 Online イベントレポート No.8(2021年11月21日)

 2021年11月18日~21日までの4日間、Edvation x Summit 2021 Onlineが開催されました。参加できなかった学校の先生方が少しでもエッセンスを知れたらいいなと思い、僕が参加したセッションについては、聴きながらメモをまとめたTwitterを公開していこうと思います。
www.edvationxsummit.jp

セッション「公教育改革に向けたPTAと地方議員のアクションミーティング」

 「公教育改革に向けたPTAと地方議員のアクションミーティング」を視聴しました。学校が地域のなかで存在しているものであり、地域コミュニティのコアになれる存在であることを考えると、地方議員の皆さんの存在は重要だと思っています。
 登壇されたのは、高橋元気さん(東京都中央区議会)、鈴木けんぽう さん(渋谷区議会)、杉山幹人さん(大阪市会議員 教育こども委員長)、内山真吾さん(東京都議会議員昭島市選出)/文教委員会理事)、安藤大作さん(元日本PTA全国協議会副会長)でした。

 まずは、それぞれの自治体でどのようにICTが活用されているのかについてのコメントがありました。

 同じように一人1台の情報端末が配備されたとは言え、自治体ごとに導入している機器やコンテンツも違うし、地域性なども大きく影響があるところだと思います。地域間格差について、またその格差をどう埋めていくのかということについて話が進んでいきました。

 教育の情報化を推し進めていくためには、学校内・教育委員会内だけの努力ではなく、外部から、保護者からの動きも重要だと思います。保護者に向けて情報を出していくことも、もっと進めていく必要があると感じました。

 最後に、高橋さんからの「教育は票にならない、と言われます。そういったなかで、地方議員に求められていることを教えて下さい」というコメントに応えて、地方議員にできることについてそれぞれ回答を聴きました。


 学校が地域のなかでさまざまな役割を果たしていることを考えると、地方議員の方やPTAの方と一緒にムーブメントを作っていくということも可能だと思っています。何ができるか、引き続き考えていくためにたくさんのヒントを聴けたセッションでした。

 4日間にわたったEdvation x Summit 2021 Online、僕が聴いたセッションはこれで終了です。全部を追いかけられたわけではありませんが、誰かの役に立てていれば幸いです。

(為田)