2023年9月13日に富士見市立針ケ谷小学校を訪問し、授業を参観させていただきました。たくさんのクラスを参観させていただいたので、それぞれ少しずつ様子をレポートしたいと思います。
2年1組 音楽
有馬真琳 先生が担当する2年1組の音楽の授業では、グループで音を見つけて、その音を組み合わせて音楽を作っていく「さがしてつくろう」という活動をしていました。
「まつりの音」を探すことにしたグループは、「わっしょい」と「ヒュルードーン」と「ドンドン」という3つの音を見つけていました。1つの音を1人ずつ担当して、「音の重なり」「くりかえし」「呼びかけとこたえ」を考えて、3小節の中でそれぞれの音をいつ言うかを決めます。3人で順番に自分の音を言っていくと、楽器を使わない音楽を作ることができます。
自分たちで作った音楽はiPadで撮影して、オクリンクで提出します。オクリンクの提出BOXには、クラスのみんなが作った音楽が並んでいて、どれでも自由に聴くことができます。
自分たちで作った音楽の撮影を終えた子たちは、iPadでCHROME MUSIC LABの「Rhythm」のページを開いて、今度は楽器を使って音楽を作っていました。
自分たちでどの楽器をどのタイミングで鳴らすのかを考えると、今度は「音の重なり」「くりかえし」「呼びかけとこたえ」を、いろいろな楽器の音色を使って作ることができます。
自分たちで見つけた音を組み合わせてグループで音楽を作る活動も、iPad上で音楽を作る活動も、どちらも子どもたちが音楽を楽しむことに繋がっているように思いました。楽器が演奏できなくても、ICTを使ってこうして音楽に親しめるのはとてもいいと思います。
No.5に続きます。
blog.ict-in-education.jp
(為田)