月刊私塾界9月号がオフィスに届きました。3つの特集、どれも気になっているものです。いよいよ「学習塾白書」の執筆準備も開始されています。
いつものとおり、連載記事も載っています。もう6回目。7月に行った関西の学校見学シリーズがメインです。また、7月15日~17日に東京国際フォーラムで開催されたラーニングテクノロジーの話などを書いています。7月から8月はあまりに多くのイベントがあったために、全部を書ききれていなくて、10月号にも8月の頃の内容がずれ込んでいます。
次に出る10月号の原稿を準備しているところですが、そんななか、「受験サプリ」「勉強サプリ」についてのニュースが続けて出てきました。
勉強サプリは、福井県福井市と坂井市で、実証研究がスタートします。
ict-enews.net
resemom.jp
www.recruit-mp.co.jp
受験サプリは、奈良市立一条高校で、実証研究がスタートします。
www.recruit-mp.co.jp
http://www.asahi.com/articles/ASH8Z03S1H8YUSPT00B.htmlwww.asahi.com
こうしたニュースが、学習塾にとってどんなインパクトを与えるのか、ということについて、考えていきたいと思います。そのためにも、福井と奈良、教室を見学に行きたいです。正直、どちらのコンテンツも動画コンテンツが中心なこともあって、「どんなふうに教室で使うのか?」がイメージしにくいと感じています。
どんな運用を学校(あるいは教育委員会)で想定しているのか。それを現場の先生方はどんなふうに感じているのか。ワクワクしているのか/いないのか。そのあたり、聞いてみたいな、と。
あと、どんなKPIを用意しているのかも伺いたいですね。学力、なんでしょうね、きっと。でも、学力を追いかけすぎて、教室のコミュニティ性が壊れてしまう、という可能性もあると思います。また、先生のモチベーションも。
そうしたことを、ここから冬くらいまでの期間で取材に行ったり、インタビューを聞いたりしながら、まとめていきたいと考えています。
(為田)