教育ICTリサーチ ブログ

学校/教育をFuture Readyにするお手伝いをするために、授業(授業者+学習者)を価値の中心に置いた情報発信をしていきます。

【メディア掲載】 月刊私塾界10月号~教育ICT考2016・秋(&僕の連載も載ってます)

 オフィスに月刊私塾界 10月号が届いていました。ありがとうございます。特集は「教育ICT考2016・秋(前編)」。最初に、「文教分野におけるICT活用に関するアンケート(調査実施機関:日経BPコンサルティング)の調査結果を踏まえて、各教育機関のICTに対する意識の違いについて紹介されています。
 ICT利活用教育の実施状況がまとめられていて、興味深いです。

「一斉学習」と「反転学習/アクティブ・ラーニング」は「大学等」、「高校・中学」、「教育委員会」での取り組みが先行している。一方、「適応学習(アダプティブ・ラーニング)」は「学習塾等」の実施率が高いことに注目したい。「学習塾等」での使われ方が、他の教育機関と違うということがわかる。

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 また、今回はインタビューをしていただきました。塾業界で「どうICTを使うか」にとどまらず、より広い範囲で話をしようと心がけていましたが、きちんとそうした方向でまとめていただけました。1時間ちょっと、いろいろと広がった話題を綺麗にまとめていただけてうれしいです。
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 言いたかったことは、きちんと最後にまとめて書かれていました。

大切なのは、ICTによってい提供されている機能をどう使うのかではなく、どういう授業をやりたいかを明確にした上で、どの機能を使うかという選択をすることだ。ICTを使うために授業をするのではない。より良い授業をするためにICTを使えばいいのだ。

 そして、「より良い授業」を決めるのは、現場の先生方だと思うのです。そうした先生方をお手伝いしていきたいと思います。


 また、いつも通り連載「ICT教育行」も掲載されています。8月なので、「先生のための“プログラミング研修講座”」、「YouTube Space Tokyoでのセサミストリートの教員向けワークショプ、D-project北海道のワークショップなど、いろいろしていたなあ、と振り返り。
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 お読みになりたい方は、ぜひ!
www.shijyukukai.jp


(為田)