12月23日に、D2Cホールにて、先生のためのプログラミング冬期講習会を行いました。この講習会は、為田が代表をつとめるフューチャーインスティテュート株式会社が主催し、小金井市立前原小学校の松田孝校長先生と一緒に開催したものです。
今回は、プログラムの最後に体験してもらった、Ozobotを使った活動をレポートします。
プログラムの最後に、小さなSmart ToyロボットであるOzobotを体験してみました。Ozobotは、黒い線の上を移動していきます。途中、そして、黒い線上にある色を感知して、その色の組み合わせで次の動きをコントロールすることができます。
ozobot.com
テーブルの周りをみんなで取り囲んで、Ozobotがどんなふうに動くのかを見てみます。
色を使って動きをコントロールするために、カラーシールを線の上に貼ります。このときに、どんな色の組み合わせでどんな動きになるのかはわからないので、このあと、グループに分かれて、それぞれのグループで色の組み合わせとその後にOzobotがした動きを対応するようにメモを取り、推測し、思い通りの動きができるようにしていました。
ときに、まったく想像しない動きをすることもあって、「こんなこともできるの!?」「再現する?」とグループで話し合いをしながら、動きのコントロールをしていきます。
見た目がかわいく、「思った通りに動かしたい!」というふうに強烈に思わされる教材だと感じました。
それぞれのグループ同士で、試している色の組み合わせはまったく違うので、短時間で動きの法則性を見つけるためには、他のグループと協働することが不可欠になります。こうした条件でグループワークをするのもおもしろそうだと思いました。また、途中でグループをシャッフルして、知識を混ぜ合わせるというワークショップもできそうです。
No.6に続きます。
(為田)