2018年2月4日に、仙台のスリーエム仙台市科学館で、プログラミング教育明日会議が開催されます。
2020年4月の「次期学習指導要領」の施行と同時に、全国の小学校にてプログラミング教育が開始されます。
主催しているのは、特定非営利活動法人みんなのコードです。みんなのコードでは、全国の先生方に「明日からプログラミング教育に取り組める“きっかけ作り”」の場を提供するべく、プログラミング教育必修化に向けたシンポジウムを全国10都市にて約1年間(2017年6月~2018年3月)にわたり開催しています。すでに2017年8月までに主要6都市で開催された明日会議では、総勢800名以上の教育関係者が参加したそうです。
今回の登壇者は、以下の方々です。
プログラミング教育の最前線を知る
- 基調講演 安彦広斉 氏(文部科学省生涯学習政策局 情報教育振興室長)
- 文部科学省の情報教育への取組や必修化に向けた今後の動き等をお話しいただきます。
- 講演 利根川裕太 氏(特定非営利活動法人みんなのコード代表理事)
- 文部科学省プログラミング教育に関する有識者会議の委員
- 全国各地での最新の動向や、現場の教員・管理職・各地の教育委員会が次期学習指導要領に対して、どのように準備をするべきかお話しいたします。
参加していただいた先生方には、以下のようなメリットがあると思います。
- 授業のやり方が分かる
- 模擬授業の実施
- 小学校で30年教鞭をとった講師による模擬授業を見学することで、具体的な科目の中での授業をイメージしていただきます。
- 教材を実際に触って研究
- 当日は多くのプログラミング教材が並びます。実際に手にとって体験していただき、授業での活用のイメージを研究できます。
- 抑えるべきポイントが分かる
- 先行事例の生の声を聞く
- 県内外での先行事例を実施に関わった教員から話を聞くことにより、知識や経験がなくても、授業ができる極意や実際の子どもの様子が分かります。
- 授業での実践を議論する
- 学校現場での現状や課題を踏まえ、今後授業を実践に向けてどのように取り組んでいくべきか意見交換していただきます。
ご興味ある方は、ぜひhttps://code.or.jp/news/2036にアクセスして詳細を確認し、ご参加ください。
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プログラミング教育については、先生方にとってもどんなものかわからず、「まずはやってみよう」という段階でもあると思います。まずは先行している学校の実践事例を知ることから始めて、自分で実際にプログラミングに触れてみることが最初のステップではないかと思います。
可能であれば、学校から一人ではなく、「ちょっとやってみようかな」という先生と連れ立って参加すると、いろいろと学内での取り組みにつなげることができるのではないかと思います。
(為田)