教育ICTリサーチ ブログ

学校/教育をFuture Readyにするお手伝いをするために、授業(授業者+学習者)を価値の中心に置いた情報発信をしていきます。

教材として使えるかも?:NHK バリバラ × セサミストリート(2018年2月11日)

 独自の視点で非常におもしろいと思っているNHKの番組「バリバラ」が、「セサミストリート」とコラボレーションした番組が、2018年2月11日に放送されます。
f:id:ict_in_education:20180208061805p:plain

 「セサミストリート」は日本では英語教育番組のようなイメージもあるかもしれませんが、パペットを使ったエンターテイメントを通じてさまざまな教育目標を達成するコンテンツ作りをしています。世界各国でニューヨークの本部と共同制作している「セサミストリート」があり、それぞれの国が違う教育目標を掲げていて、国によって障がいのある子や移民の子、HIV陽性の子などが人形キャラクターのパペットとして登場しています。
 そんなセサミストリートに、自閉症のキャラクター ジュリアが登場したことは、以前にもエントリーを書きましたが、このジュリアが「バリバラ」にエルモと共に登場します。
blog.ict-in-education.jp

今回は、友達とのコミュニケーションがうまくいかないことに悩む、小学5年の女の子が主人公。相手の言葉から思惑を読み取るのが苦手なため、みんなの会話の流れを止めてしまうことが続き、自信を失っている。そこでバリバラは、アメリカの子ども番組『セサミストリート』とコラボレーション。エルモと、発達障害のある新キャラクター・ジュリアが、女の子の思いや特性をクラスの子たちに表現する手伝いをしながら、互いを理解するきっかけを作っていく。多様な子どもが共に生きる、クラスづくりのヒントを考える。

 実際に日本の小学校の教室へジュリアとエルモが行ってロケをしています。ぜひ、ご覧いただければと思います。

https://www6.nhk.or.jp/baribara/special/baribarasesami.htmlwww6.nhk.or.jp