学校の休校の延長が決まって遠隔授業を行う学校が増えています。大人もリモートワークをする機会が増えたため、自宅で仕事をしている大人の姿を子どもたちが見る機会も増えたかもしれません。そのとき、PCはどういった道具に見えているのかな、と感じました。コンピュータを、ただの情報通信手段としてだけでなく、さまざまなことを生み出したりするキカイとして使ってもらえればいいな、と子どもたちを見ながら思っています。
そんななかで、ここ数ヶ月でYouTubeにアップされた、Microsoft SurfaceとApple JapanのYouTube動画である、「まだタイトルのない君へ。」と「Macの向こうから — まだこの世界にない物語を」のことを思い出しました。どちらもとても好きな動画です。
ただ授業の動画を見るだけでなくて、知りたいことをどんどん自分で検索していったり、プログラミングをしてみたり、音楽や動画などをたくさん見てみたり、してほしいなと思います。ワードプロセッシングに目覚めて、自分で日記を書くのだっていいし、小説を書くのだって、詩や短歌を書いてみてもいいと思います。デジタルは、思考・表現のツールとしてどんどん使ってほしいな、と思っています。そうした、ワクワクを伝えてあげる何かの機会を用意してあげられるような、そんな仕事をしていきたいな、と思いました。
(為田)