Twitterで、昭和18年(1943年)の『生活科学』という雑誌のページを見かけて、メディアリテラシーの授業の教材で使えるかもしれない、と思いました。
米国の食生活絡みで、これも何回もあげてますが、昭和18年(1943年)の『生活科学』という雑誌より。
— 戦前~戦後のレトロ写真 (@oldpicture1900) September 8, 2021
米軍はこんな良い物を食べないと頑張れないんだぞ、こんな奴らに負けるはずがないという記事です。 pic.twitter.com/nsQ4uGKnk2
「米軍はこんな良い物を…」というところまで読んで、「戦時中にそんなこと雑誌で書けたのか!?と早とちりしましたが、文章全体を読んでみて、なるほど、こういう論理か、とびっくりしました。
同じ写真を見ても、「どう解釈するか」「どういう文章をつけるか」というのでこんなに違うものかと驚きました。
時代によって、この写真と文章の組み合わせを、「そうだそうだ」と思う人が多いのか、「いや、それは逆なのでは?」と思う人が多いのかも違うと思います。
メディアリテラシーの教材に使えそうだな、と思いました。
雑誌「生活科学」で検索してみたら、三鷹市のみたかデジタル平和資料館のサイトで表紙や中のページなどが公開されていました。
www.city.mitaka.lg.jp
こうした昔の雑誌や書籍などがデジタル化されて見られるようになっているので、教材などに使うこともできるようになってきています。子どもたちと一緒に見てみたいな、と思います。
(為田)