2022年春学期、早稲田大学 人間科学学術院の非常勤講師をさせていただくことになりました。
埼玉県戸田市や大阪府吹田市でのセサミストリート・カリキュラムのリサーチでお世話になっている、早稲田大学 人間科学学術院の井上典之 教授の特別研究期間である春学期、井上ゼミの3年生向けに週1コマの「専門ゼミ 教育システム開発論」を担当させていただきます。
井上先生は、僕に「アクションリサーチ」という概念を教えてくださった先生です。セサミストリート・カリキュラムの学校への導入をアクションリサーチの枠組みで説明していただいて以来、アクションリサーチは、弊社の行動指針「Help Schools Become Future Ready」を実体化させてくれる概念のひとつだと思っています。
自分に大きな考え方の軸を与えてくださった井上先生から、お声をかけていただけたことは、本当に光栄に思っています。
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井上先生には、2019年11月に「教育イノベーション論」にゲストとして招いてもいただきました。このときも、学生とのやりとりは非常におもしろかったのを覚えています。
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4月7日がゼミの第1回で、ゼミの3年生の自己紹介や興味を持っている分野などについて話を聴きましたが、多様なバックグラウンドを持っている学生が多いと感じました。
ゼミだからこそ、じっくりと僕自身が教室で子どもたちを教えていて感じることや、先生方と話をしていて感じることなどを素材にして、いろいろなディスカッションができればと思っています。
この春学期は、3年生にとっては、研究テーマを見つける助走段階にあたるものですので、なるべくたくさんの刺激を与えることができればと思っています。
自分自身が学部生のときにゼミで得たことを思い出すのはもう難しいし、ゼミは構成するメンバーによって全然文化が違うものだとは思っていますが、いまの自分だからこそできる形で、学生の皆さんの何か役に立てればと思います。
できれば、ゼミの学生のみんなの興味関心に合わせて、お仕事をご一緒しているプロフェッショナルをゲストとしてお呼びしたいとも思っています。お声掛けすることもあるかもしれません。その節にはどうぞよろしくお願いいたします。
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所沢キャンパス、キョロキョロしながら歩きましたが、やはり大隈先生は写真を撮らねば、でした(笑)
(為田)