Twitterのタイムラインで、世界中の伝統音楽が聴ける「The Global Jukebox」を知りました。
ワールドミュージック界隈で話題騒然、世界中の民族音楽が聴ける慶應大Global Jukebox 、マジで直感的に操作できるのがすごく良い…。世界地図からも行けるし、動画後半のように円グラフ状に表示された地域一覧からも調べられます。https://t.co/DTtwrYTwuU pic.twitter.com/v4qo0AMMAH
— サカン竜一郎@世界の打楽器 (@wyrm06) November 11, 2022
「The Global Jukebox」にアクセスしてみると、「Culture Wheels」と「Explore the Map」の2つのメニューがあります。
「Explore the Map」を選ぶと、世界地図が表示されます。世界中のあちこちにスポットが表示されています。拡大表示することもできます。日本にもいくつかスポットが表示されています。
試しに、奈良のあたりにあるスポットをクリックしてみると、「Kansai Reg(関西地方)」と表示されて、般若心経の音声データが再生されます。
世界中のあちこちの「音楽」を聴くことができるのがとにかく楽しいです。近い地域の音楽を連続して聴くことで、似ているところを探すことができそうだと思いました。また、なぜ似ているのか/違いがどう生まれたのかということを地理的・歴史的・文化的に考えていくこともできそうです。
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上のメニューの所にある扇形のアイコンは「Go To Education Area」と書かれていて、クリックするとLesson Planなどを見ることができる画面が表示されます。
英語ですが、テーマを選ぶと授業の進行案を見ながら、音楽を聴けるようになっていました。
例えば、「Juba Drumming and Dancing」というテーマを選ぶと、「音楽を聴いてみる」→「どんな楽器が聞こえますか?」→「ドラムですね」→「ドラムはいくつ演奏されているでしょう?」→「もう一度聴いて、リズムを考えてみましょう」→…というように進行案が書かれていました。
授業として使うのもおもしろそうですし、休み時間に好きにいろいろな地域の音楽を聴いていくのもおもしろいのではないかと思います。
(為田)