JR九州が駅の清掃にロボットや IoT技術を導入した、というニュースを読みました。JR九州長崎駅で自律式自動洗浄ロボットの「Scrubber 50 Pro」(製作:Gaussian Robotics)や、IoT技術を活用した分別ゴミ箱遠隔監視システムの「スマートリサイクルボックス管理システム 」(製作:山崎産業株式会社)を導入した背景について読むことができます。
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清掃ロボット「Scrubber 50 Pro」の動画がYouTubeで公開されていました。ロボットに清掃してもらうことで、夜中に広いコンコースを人が掃除していたのを任せることができるようになったそうです。将来の人員不足を見越して、ロボットへの代替を進めていき、「どこがロボットに代替しても大丈夫なのか」「どういう点を運用で気をつけなければいけないのか」ということを評価していくのは大事だと思います(あまり問題なさそうですけど)。
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また、清掃ロボットの他に、「スマートリサイクルボックス管理システム」もとてもいいと思いました。広いコンコースのあちこちに設置されているゴミ箱を定期的に巡回して全部のゴミ箱をチェックしてゴミを集めていくのではなくて、「そろそろ回収しなければいけない」ということをセンサーで感知して、情報を共有していつゴミを回収すればいいのかがわかるようにする、というのも効率化につながると思います。
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こうした動画を見ることで「こんなふうにテクノロジーが使われている」と実感でわかるのもいいと思いますし、導入を決めた担当者のコメントを読むこともできるのもいいと思います。
スマートリサイクルボックス管理システムは、micro:bitなどで教室のゴミ箱に実装することもできそうですね。そうしたアイデアにも繋がる話題提供になるのではないかと思います。
(為田)