@DIMEの記事で、高齢者がゆっくり会計できる「スローショッピング」というシステムを知りました。記事の中では、高齢者、認知症患者、子育て世帯など、「ゆっくりと買い物をしたい」人たち向けのサービスを始めているそうです。
dime.jp
キャッシュレス決済ができる端末が増えてきて、ときどき券売機やセルフレジのところで使い方がわからない人に出会うこともあります。そうした人たちに「使い方を覚えればいい」というだけではなくて、システムの運用方法を変える、というのもありだと思いました。
逆に、渋谷区はスマートフォンを持っていない高齢者向けにスマートフォンを貸与して、高齢者のデジタルデバイドを克服しようとする実証実験を2023年8月まで行っていました。(これ、実証の成果にめちゃくちゃ興味あります)
www.city.shibuya.tokyo.jp
どちらの施策とも、分断を乗り越えるための手段だと思っています。こうした事例を授業で紹介して、社会課題の発見やその解決へのアイデアへと繋がるということも出てくるかもしれないと思いました。
(為田)