教育ICTリサーチ ブログ

学校/教育をFuture Readyにするお手伝いをするために、授業(授業者+学習者)を価値の中心に置いた情報発信をしていきます。

京都教育大学附属桃山小学校訪問 #4(2015年10月7日)

実況中継:5時間目 国語(小学校4年生)

 国語の時間のテーマは、「伝える工夫」でした。どうやったら伝わりやすいだろうか?と質問をし、算数の時間と同様に、挙手してどんどん意見を挙げてもらいます。木村先生はどんどん出てきた意見をホワイトボードに書いていきます。
f:id:ict_in_education:20151016010707j:plain

 パワーチェックカードを使って説明するシーンもあります。「情報を集める」「情報をまとめる」「情報を伝える」のそれぞれの領域のスキルを何度も何度も繰り返し、違う科目の中でも使っていくなかで、こうして何度も何度も見るから、身についていくのだと思います。
f:id:ict_in_education:20151016010810j:plain

 その後、ペアに分かれてプレゼンテーションの練習をします。児童たちは、ペープサートを用意してあったり、クイズ形式にしてあったり、紙芝居にしてあったりと、さまざまな「伝える工夫」をしていました。
f:id:ict_in_education:20151016010833j:plain

 途中で、「抑揚をつけるのがうまい」と、一人の児童にデモンストレーションをしてくれました。また、ペアになっているけど、まだ準備が終わっていない人もいるはずなので、そういう場合には、「一人で練習をしてもいい。それをペアの人と話し合いましょう」と木村先生が言っていたのが印象的でした。みんなが同じような状況にあるはずはないわけで、それに合わせて自分たちで調整ができるようになってほしい、という意図なのだと思いました。
 発表までもう少し、児童の頑張りは続きます。

▼続きはこちら。
blog.ict-in-education.jp


(為田)