朝日新聞の記事で、東京理科大が鬼怒川の堤防決壊を屋内で再現実験したのを知りました。記事中には動画もついていて、堤防越水によって、外側の斜面が削られていき、どのように堤防を崩していくのか、が見えるようになっています。タイムラプス動画になっているのも分かりやすいと思いました。
http://digital.asahi.com/articles/ASHCK5Q0KHCKULBJ00G.html?rm=358digital.asahi.com
実施したのは、東京理科大学 研究戦略・産学連携センターで、サイトを見るとプレスリリースとして「記者発表会 実物大スケール水路を用いた堤防決壊の公開実験のご案内~鬼怒川の堤防決壊の再現を目指して~」というのが出ていました。
こうして実際に起きた現象を再現実験し、次に備えるというのは、大学として非常にいいことだと思いました。堤防越水を再現した動画も、非常にリアルでした。記事中にある動画はいつかは埋もれてしまって閲覧できなくなってしまうかな、と思いますので、動画だけで切り出して、http://www.rikanet.jst.go.jp/やhttps://www2.edu.ipa.go.jp/などに収録してほしいな、と思います。
こうした再現実験や、逆に将来の試算のデータなど、どんどん学校で使えるようにしてほしいと思います。
(為田)