国立研究開発法人 物質・材料研究機構(NIMS)が公開している、材料のチカラというサイトがとてもおもしろいです。
www.nims.go.jp
ピタゴラスイッチの生みの親であるユーフラテスと一緒に、「未来の科学者たちへ」というコンテンツを作っています。「おお!」と思わされる実験がたくさん。
例えば、エアロゲル断熱材。こうした実験をすべて理科室でやってみることはできないだろうし、先生も準備をするのも大変だと思いますが、こうした動画でその代替とすることもできるのかもしれないと思いました。
www.youtube.com
こうしたところから科学の世界に惹かれていく子たちもいるのではないでしょうか。
サイトの中にある「材料研究のフォト・ストーリー」も、細かいテーマがたくさん並んでいます。なかなか見たことのない写真が大きくきれいに撮影されていて、そこに簡単なコメントがあります。
また、YouTubeに公式チャンネル「まてりある's eye」も持っています。
www.youtube.com
こうした試みは本当に大切だと思っています。「材料」というとても小さいテーマまで、教科書や副教材でページを割いて説明というのは、なかなか小学校~高校まででは難しいのではないかと思います。そうした部分を専門家がこうしたサイトでサポートすることができるのは、ICTやデジタル教材を組み合わせることのメリットだと思います。
理科の先生が見たときに、どんな感想をもたれるのか。授業だったらどんなところでちょっと見せたり紹介したらおもしろいのか、など伺ってみたいな、と思います。
(為田)