8月22日(月)にオリンピックが閉幕。閉会式でのフラッグ・ハンドオーバー・セレモニーがとても良かった、というのを聞いて、YouTubeでNHKが公開しているものを見ました。いや、本当にすばらしいです。キャプテン翼やドラえもん、マリオが出てくるのもおもしろかったし、土管から安倍首相がマリオのコスプレして出てくるのもおもしろかったし。
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途中でARが展開されたときに、「2020年には、AR技術を使った中継が実現するかもしれません」というようなコメントが入っていますが、本当にそのとおりだと思います。ARとスマホやデジタルサイネージなどを使って、競技を見るとどうなるのか、ネットでの中継はどんなふうになるのか、もしかすると競技場にいなくても十分楽しめる、そんなオリンピックになるのではないか、ということを考えるとワクワクします。
そうした、新しいオリンピック(とパラリンピック)の形を描いて見せてくれている本として、『PLANETS Vol.9 東京2020 オルタナティブ・オリンピック・プロジェクト』という本がありまして、この本が本当に好きです。今後、スポーツがどうなっていくのか。スポーツがどうなっていくのかということは人間の身体を考えることにもつながっていきます。実におもしろいテーマだと思います。
また、今回のセレモニーで登場した人文字には、日本全国27校の学校の児童生徒が関わっているそうです。その中の一校である、ふたば未来学園がどのように関わったか、25日朝7時〜のNHK「おはよう日本」で、ドキュメンタリーで放送されるそうなので、ぜひチェックしてみてください。
https://tokyo2020.jp/jp/special/rio-to-tokyo/flaghandover/tokyo2020.jp
これから4年間、2020年までの4年間は、東京はもちろんですが、さまざまなことが大きく変わっていきます。この閉会式のセレモニーの動画は、ここから始まる変化の4年間のスタートとして、記憶に残しておくべきかな、と思い、紹介しました。
4年後、自分がどのような仕事をしていて、どのようなことを考えていて、東京オリンピックを迎えるのか、今はまだまったく想像もつきませんが、このセレモニーを見て、4年後を少しワクワクして待とうかな、という気持ちになりました。
さて、テクノロジーがここまでもろもろ変えてきているなか、学校/教育は、どう変わっていくべきか。これもまた2020年までの4年間ワクワクして考え、変えていかなくてはならないと思っています。
(為田)