教育ICTリサーチ ブログ

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同志社中学校 ICT活用・情報倫理ハンドブック

 同志社中学校のICT活用・情報倫理ハンドブックを、同志社中学校・高等学校の反田先生にお会いしたときに、「できたんですよ!」といただきました。一人1台タブレット端末を持っていて、先生方も授業でICTを活用している同志社中学校で、どのようにICT活用・情報倫理について生徒に伝えているんだろうというのに興味があり、見てみました。
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 当然ですが、iPadやネットワークの利用について、どのようなことを気をつけなければいけないのかが書かれています。ネットワーク利用規定の最初には、「ネットワーク上で人の悪口を言ったり、傷つけたりするような発言をしてはいけません。」というように、iPadもネットワークも、コミュニケーションのツールであるというふうに考えているからこそ、最初にあるのではないかと思いました。
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 また、学習活動にも多く使うからこそ、調べたことを引用することが多いのでしょう。引用についての注意なども書かれています。ただ「こんな機能が使えます」「こうやって操作してください」というふうなことを中心にしていないのがいいと思いました。
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 情報倫理編の目次を見ても、「情報を利用する」「情報を正しく取り扱う」「情報の安全性を守る」「ネットワーク上のトラブル事例」などと書かれています。
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 「情報の安全性を守る」では、守るべき情報は何か、どのように安全を守るのか、など生徒にとって知っておくべきことが書かれています。
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 また、「ネットワーク上のトラブル事例」についても、SNSでのトラブル事例なども書かれています。こうした事例は、教室で友達に起こったりする可能性もあるし、自分が当事者になることもあり得ることだと思うので、こうしたことが書かれることは非常に大切だと思います。
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 授業などで少しずつ小出しにプリントなどで伝えるよりも、こうしてハンドブックになっているといいかもしれないと思いました。具体的なエピソードが、これにだんだん肉付けされていって、生徒たちの会話の中に出てくるようになるといいですね。
 一人1台環境で、普段使いが実現している学校では、こうしたハンドブックなどの整備も重要だろうと思いました。あ。そういえば、生徒たちだけでなく、先生方にも、こういうのがあると助かりますね。いっそ、アプリにしてプリインストールするというアイデアはどうでしょう?(笑)

(為田)