パナソニック教育財団 特別研究指定校 成果報告会で、多摩市立愛和小学校の才記先生が行ったプレゼンテーションがYouTubeで見られます。才記先生、今日はJAET全国大会@佐賀で発表をされているそうです。
タイトルは、「タブレット端末等の日常化による新しい教育Styleの創造」。愛和小学校は前校長の松田先生がタブレットを1人1台で行き渡るまでに整備、各学年の先生方にどんどんICTを使って授業をさせ、公開授業をし、こうして発表などもしていく、という状況を作り出しました。
校長先生一人で、こんなに公立小学校って変わるのだな、と思います。でも、校長先生だけの力ではもちろんなくて、こうして初任のときからどんどんICTを使う場を作ってもらって、任せてもらって、それに応えてきた才記先生ら、若い先生方の頑張りも、もっともっと評価されていいと思うのです。
10分間のプレゼンテーションの途中で、「教師のRe-design」という言葉が出てきます。僕は、タブレット端末が日常化して教師の仕事がどうなるべきか、ということについては、まだまだ試行錯誤の段階ではあると思っています。ただ、それを考えるために、才記先生をはじめ、愛和小学校の先生方が実践してきた知見、いま全国でがんばって実践をしている先生方の知見、そうしたものがしっかりまとめあげられ、これまでの研究などと組み合わされていってほしいと思っています。
ところで、才記先生のプレゼンテーション、とってもスタイリッシュですけど、子ども向けの授業やワークショップでの模擬授業では、たくさんの仕掛けを作ってあって、参加者を巻き込む授業をするチャーミングな先生です。特に、才記先生の国語の授業は好きです。また愛和小学校での、才記先生の授業、見学したいな、と思いました。
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(為田)