2019年3月14日に岡山県備前市立香登(かがと)小学校で津下(つげ)哲也先生が行った、総務省の5G動画を使った授業を、津下先生がFacebookに投稿されたレポートをもとに再構成しました。
子どもたちが5Gの映像を見て、教科の重要性について話し合う場面などでは、子どもたちがICTを活用することの本質的なメリットを捉えていることに驚かされますが、その土壌として、これまでやってきたICTを活用した授業実践があってのことだと思います。津下先生から、それらの実践の一部をご紹介いただきました。
- 理科 ICT活用した動画記録などをもとに、空気のあたたまり方を説明。
- 算数 児童だけで行う、数的判断の授業。ICTを活用して対話ベースで進む。
- 社会 滋賀県との遠隔交流に向けて調べ学習。ネット、教科書、資料集、地図など、様々な媒体を必要に応じて活用。
- 社会 滋賀県との遠隔交流に向け、県内他地域の6年生からその地域の魅力を情報収集。
- 社会 遠隔交流授業。岡山県について調べたことを滋賀県にPR。上で調べた情報を再構築して発信。
- 休み時間 オゾボットで遊ぶ子どもたち。遊びは学びの原動力。
- 総合 マイクロビットで防犯灯をプログラミング。論理的思考を育てつつ、日常生活とテクノロジーの関連に気づく。
- 総合 自動運転は安全か?について、モデルを創って実験し、検証。STEM教育。
こうしたたくさんの実践事例の上に、別の授業を重ねることで、学びを深めていくことができるのだと思いました。
津下先生、素敵な授業をどうもありがとうございました。新年度に、ぜひ学校訪問もさせてください。
(為田)