TwitterのTLに流れてきた、Googleスプレッドシートの関数「googletranslate」のデモ。まずは動画で見てください。
Another point for Google docs pic.twitter.com/DZnfkyvVCU
— Leon Fayer (@papa_fire) 2019年3月30日
動画を見ているだけでも、すごい!という感じで、自分でもできるかどうか試してみようと思い、Googleスプレッドシートで試しました。まずは簡単な単語から。日本語に変換してくれるか、やってみます。関数「googletranslate(...」と入力していくと、ヘルプが表示されます。翻訳したい部分は、文字列をそのまま書いてもいいし、セルアドレスを入力するのでもいいようです。
元の言語の英語は"en"、日本語は"ja"です。無事に翻訳できました。
あとはコピーすればどんどん翻訳されていきます。もちろん、コンテクストがない状態での翻訳なので、ちょっと厳しい部分もあります。
さらにスペイン語("es")、韓国語("ko")も入れてみました。絶対参照にしてあるので、横にコピーして、言語のコードを入力し直すだけで、自動的に多言語対応表が作れます。
単語だけでなく、文章だったらどうだろうか?というのも試してみました。WikipediaでPrinceの項目の文章を翻訳してみました。日本語翻訳は、まだちょっと粗いかな…という感じではあります。スペイン語、韓国語にいたっては、判断ができません。
先日、ある学校での研修でも話をしたのですが、こういう翻訳機能について「このままでは使えない」というのは簡単ですが、考えるべきは、こうしたテクノロジーがすでにある状態で、学校で英語はどのように教えるべきなのか、ということだと思います。粗い翻訳であればテクノロジーでできるようになっている(そして、ポケトークがある)現在、Face to Faceで自分の生身の英語でコミュニケーションをとることがどういう意味を持つようになるのか、そこが学校が考えなければならない問題なのではないかと思っています。
どんな使い方ができるのかを考えていくのが楽しそうだなと思いました。
(為田)