アメリカのリアリティ番組でのスターであるキム・カーダシアンさんが矯正下着ブランドに『KIMONO(キモノ)』と名付けた問題で、京都市は6月28日、カーダシアンさんが関わるアパレル会社にブランド名の再考を求める文書を送付したそうです*1。
京都市のサイトに掲載されているのは、日本語と英語の文書です。日本語と英語と両方、趣旨は同じなのですが、論理の構造が違っているのがわかりやすくて非常におもしろいと思いました。日本語の文書を読んでから、英語をの文書を読むと、冒頭に「商標の利用を再考してください」という文章が来ていることがわかります。
Google翻訳を使って翻訳をしてみました。しかし、文章ごとには翻訳されますが、論理に沿って段落の順番が変わる、というところまではいきませんでした。
ただ文章を訳すのではなく、論理構造の違いを理解するということも英語の学習には重要なのではないかな、と思いました。
タイムリーなトピックの日本語と英語を並べて読むことは、社会と接続した形で英語を読むことができ、さらにここからディスカッションなどにも広げていけそうだと感じました。
(為田)
*1:その後、カーダシアンさんはブランド名を変更することを発表(2019年7月2日現在)