教育ICTリサーチ ブログ

学校/教育をFuture Readyにするお手伝いをするために、授業(授業者+学習者)を価値の中心に置いた情報発信をしていきます。

教材で使えるかも?:広報紙などの多言語閲覧サービス「Catalog Pocket」

 株式会社モリサワが運営しているCatalog Pocketというサービスで、広報紙、カタログ、チラシ、フリーペーパーなどを無料で閲覧することができます。地域情報などを授業のなかで紹介するときなどに使えるのではないかと思いました。
 Catalog Pocketは、多言語での閲覧に対応しています。訪日外国人や日本在住の外国人の方にもご利用いただけます。例えば、「広報ぎふ」(令和2年6月15日号)を見てみると、対応言語は、「日本語、英語、韓国語、中国語繁体、中国語簡体、タイ語ポルトガル語スペイン語インドネシア語ベトナム語」となっていました。
 言語を選んで、「閲覧する」をクリックするだけで、情報をその言語で読むことができます。また、読み上げ機能もあります。もともとの広報誌のレイアウトの上に、対応する言語での文章が表示をされます。
 こうして、メディアを多言語にして、いろいろな人と共有することができるのは、デジタルの強みです。地域に住む外国語を話す方々や観光客向けにも使えるテクノロジーだと思います。
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 また、同じテクノロジーを使って教材や配布物を学校や地域が作れば、日本語以外の言語の助けも必要な状況の児童生徒や保護者向けの情報提供が行えると思いました。まだ種類がそんなに多くないのですが、さまざまなカテゴリでの情報が用意されているので、いろいろと見てみたいと思います。
www.catapoke.com

(為田)