2021年3月6日に、「〈オンライントークイベント〉いま、教育の未来をめぐる「対話」を ―不易vs流行の二項対立を超えて―」が開催されます。
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このトークイベントは、1月に出版された『流行に踊る日本の教育 本当に大切なことは、私たちの足元にある!』がきっかけとなって開催されるものです。
『流行に踊る日本の教育 本当に大切なことは、私たちの足元にある!』は、「資質・能力ベースのカリキュラム改革」「個別化・個性化された学び」「対話的・協同的な学び」「プロジェクト型学習」「インクルーシブ教育」「教師による「研究」」「外国語コミュニケーション」「大学入試改革」「エビデンスに基づく教育」「社会に開かれた教育課程」の全10章で、それぞれについて教育学を専門とされている先生方が解説をしています。
キーワードとしてはタイトルにある通り、「流行に踊る」ことがないように、ということだと思います。特に、STEAM教育や経済産業省の「未来の教室」プロジェクトについては、あちこちで言及もされています。
僕は、経済産業省「未来の教室」プロジェクトに周辺で関わったり、授業を参観させていただいたり、レポートを書いてきたこともあり、いろいろな面を見ているからこそなのか、本当にもやもやした気持ちになりました。
この本で書かれていることに、「なるほどなあ」と思う部分もあるし、「いや、学校現場でそんなこと言ってられないんじゃないか…」と思う部分もあるし、「企業人として働く中で出会った困った人たちを見ると、学校に変わってほしいな」と思う部分もあるのです。
このもやもやが、オンライントークイベントでもう少しでもいいので、晴れてくれればいいな、と思って、楽しみに参加しようと思っています。
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ところで、この本ですが、初等教育・中等教育に関わっている現場の先生にはどんなふうに読めるのかな…と思いました。実際に日々、学校で授業をしている先生方に、この本はどう読まれるのでしょう。この本の執筆者のなかには、初等教育・中等教育の授業者はいらっしゃらないので、ぜひ、日々授業をされている先生から、感想をいただければと思いました。
ということで、読書感想文のフォームを用意しました。よろしければ、ぜひ感想をシェアしていただければと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
【読書感想文アンケート】『流行に踊る日本の教育』読書感想文大会(3月21日まで!)
(為田)