2021年9月15日にYahoo!ニュースで公開された「毎日利用は「14%」、掛け声倒れにできぬGIGAスクール構想」(日経ビジネス)を読みました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/315c0881481ea127b69b1ddd2fa4a7166410ce2bnews.yahoo.co.jp
GIGAスクール構想でのさまざまな学校の取り組みを紹介している記事なのですが、そのなかで、先日発売された著書『一人1台のルール』で紹介させていただいた、さとえ学園小学校の事例が取り上げられていました。
デジタル機器の活用は、自治体や教育委員会ごとに様々だ。ある学校では、生徒のスキルとモラルに応じて米アップルのiPadの「利用免許」を更新し、普通自動車免許のように「グリーン」→「ブルー」→「ゴールド」となるにつれて利用制限を解除する、というユニークな取り組みを始めた。ほぼ全員にパソコンやタブレットなどの端末が行き届いたからこそできる施策だろう。
https://news.yahoo.co.jp/articles/315c0881481ea127b69b1ddd2fa4a7166410ce2b
文中では「ある学校」と書かれていますが、さとえ学園小学校です。グリーン→ブルー→ゴールド、とレベルアップするにしたがって、できることが増えていくという、さとえ式レベルアップ型ルールが紹介されています。
『一人1台のルール』の本では、このレベルアップ型ルールを運用するにあたって使っているツールやシステムも含めて紹介をしていますので、ぜひお読みいただければと思います。
また、さとえ学園小学校のルールは、学校だけで行っているものではなく、保護者の方々も一緒になって作り、運用されている点が素晴らしいと思います。
このルールについては、さとえ学園小学校だからこそできることばかりではなく、日本全国のできるだけ多くの学校でもできることは多いと思います。それぞれの学校の端末整備状況や、学校での活用状況に合わせて、「それぞれの学校でこうしたルールを作ることができるのではないでしょうか?」という提案のつもりで書いた本でもあります。
多くの学校で、先生方、保護者のお役に立てれば幸いです。もしよろしければ、お手にとってみていただければと思います。
読んでくださった方からの感想もまとめておりますので、こちらも参照してみていただければと思います。
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(為田)