X(旧Twitter)で、パナマ運河を通過する船の動画が流れてきました。名前として「パナマ運河」のことはもちろん知っていても、実際に通ってみたらどんなふうなのかを具体的に知ることができる動画です。
40秒くらいから、実際にパナマ運河を通過する様子が見られるのですが、太平洋側とカリブ海が同じ高さではないので、途中で「閘門(こうもん)」という水量を調節するところがあり、そこに入って水位を上げたり下げたりして次の段階へと進めていく様子がわかります。
パナマ運河を通過する船 https://t.co/63X4MwE8O6
— 地理おた部 ~高校地理お助け部~ (@geographybu) August 13, 2023
ところで、パナマ運河とスエズ運河は、同じレセップスが建設しているのですね。人類史に大きな影響を与えた建設工事だと思います。調べてみたら、パナマ運河の建設工事には日本人技師・青山士さんが参加していたそうです。パナマ運河建設工事から帰国後、荒川放水路開削工事にも参加しているそうです(荒川上流河川事務所のサイトにあるPDFより)。歴史、地理、工学など、いろいろなものが繋がっていきます。
(為田)