2023年10月26日にアドビが発表した、全国の15歳~65歳の男女900名を対象にした、「XYZ世代間 (X世代:40-65歳/Y世代:25-39歳/Z世代:15-24歳)のAIに対する意識と使用実態調査」の結果を見ました。詳細は、アドビのブログで読むことができます。
生成AIの認知状況等についても調査結果が出ているのですが、僕がいちばんおもしろいと思ったのは、「生成AIに対する世代別のイメージ」で、Z・Y世代では「おもしろいコンテンツを生み出すもの(Z世代39.0%・Y世代34.0%)」が最多となり、X世代では「仕事を手伝ってくれるもの(37.3%)」が最多だったということです。これだけ見るとX世代(40-65歳)だけが「仕事を手伝ってくれるもの」として使うようにも思えますが、アドビが公開している上位3つの表を見ると、Z世代もY世代も、僅差の2位で「仕事を手伝ってくれるもの」と答えているのでした。
逆に、Z世代とY世代のトップになっている「おもしろいコンテンツを生み出すもの」というイメージは、X世代では上位3つに入っていないのでした。X世代とY世代の間でこんなに違うのかと思いつつ、学校での生成AIの紹介の仕方については、こうしたイメージの違いを乗り越えていくものにならないといけないなと思いました。
また、校長先生をはじめ管理職の先生方がはX世代が多いと思うので(かく言う僕もX世代ど真ん中ですけど)、こういうイメージの違いを参考にしながら生成AIと付き合っていかなくてはいけないなと思いました。
僕自身も、もっと生成AIを使ってみる機会を増やさないとだめだな、と反省しました。
(為田)