教育ICTリサーチ ブログ

学校/教育をFuture Readyにするお手伝いをするために、授業(授業者+学習者)を価値の中心に置いた情報発信をしていきます。

教材で使えるかも:STEM(理系)系適職診断ツール

 公益財団法人山田進太郎D&I財団は、2023年10月11日の「国際ガールズ・デー」に合わせて、STEM(理系)分野で大学進学する高校生女子を後押しする「STEM(理系)系適職診断ツール」を公開しました。

 サイトにアクセスすると、順番に4つの質問が表示されるので、クリックして自分の答えを選んでいきます。4つの質問に回答すると、16種類の異なるSTEM分野の職業の中から最適な職業が診断されます。
 高校生女子向けのものを48歳男性である僕が試してみたら、「データアナリスト」をオススメされました。データアナリストの仕事の説明の下には、女性のアニメキャラクターがビジュアルとして表示されていました。このビジュアルが画像生成AIを活用して作られているのだと思います。

 日本の女性のSTEM分野への進学率の低さの要因のひとつとして、女性ロールモデルの不在が原因であることが指摘されているので、こうして自分に向いている職業を簡単に診断してみることができるのは、STEM(理系)分野で大学進学する高校生女子のための入り口を広げることに繋がると思います。
 高校のGoogleクラスルームなどで先生にシェアしてもらって、みんなでワイワイと試してみたらいいと思いました。

qa.judge-hub.com

(為田)