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「Z会アステリア」総合探究講座 体験レポート No.2(2017年12月1日)

 2017年12月1日に、Z会が提供する、iPadを使って学ぶオンライン講座「Z会アステリア」の総合探究講座を体験する機会をいただきました。今回は、総合探究講座にある「協働学習」で学んだ後、「探究学習」と「個人学習」について、どのようなことができるのかをレポートしたいと思います。
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協働学習から探究学習へ

 探究学習では、協働学習での話から発展させて、専門家や有識者による講義を聴けるようになっています。今回の協働学習であれば、テーマは著作権だったので、弁護士の先生による講義が行われていました。
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 リアルタイムでの講義もありますし、その後もアーカイブが残るため、後日改めて聴き直すこともができます。また、リアルタイム講義を聴き逃しても、アーカイブを観ることができるようになっています。
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個人学習で汎用的なスキルを上げる

 協働学習で学んだ後、個人学習もできるようになります。ここでは、学習者それぞれにあったコンテンツがオススメされるようになっています。「反論のしかたを学ぼう」「言葉を大切にしよう」「主張の基本を学ぼう」「主張に力をもたせよう」などの単元が並んでいます。
 並んでいる単元の中に、「協働学習からのオススメ」と書かれている単元があり、そこから学習を進めていくように勧められます。例えば、協働学習のなかで議論ができずに話し続けてしまった人には、聴き方のマナーのようなものが求められたりもするそうです。
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 僕がオススメされたのは、「反論のしかたを学ぼう」でした。こうして具体的にやるべき単元を示されるのはいいと思います。実際に、「反論のしかたを学ぼう」の単元をタップしてみると、映像講義で反論について説明がされ、確認問題で実際に得た知識を試すことができます。また、最後に映像講義で使われていたスライド資料を見ることもできます。
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 個人学習では、コンテンツごとに終了すると、「Completed」と表示されていきます。どんどんCompletedが増えていくごとに、スキルアップしていく感じがいいです。
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 ただ、こうした「反論のしかたを学ぼう」のような単元が身についたかどうかというのは、学習者自身が感じるのは難しいと思うので、協働学習の場面で、ファシリテーターからチャットで個別に「今日の反論の仕方は、よかったですね」というふうにコメントが入るのだろうな、と思いました。
 長期に渡って、協働学習と個人学習を行き来することで、より協働学習の質が高まると思います。

まとめ

 今回、実際に受講してみて、総合探究講座が、協働学習、探究学習、個人学習の3つの学習コンテンツから成り立っているのが、本当におもしろいと感じました。スタートは協働学習。ここでファシリテーターに導かれて、多様な知識を突き合わせ、ディスカッションをしながら正解のないテーマに迫っていく学びというか知的活動ができます。
 協働学習のそうした知的活動を基礎として、探究学習でより専門的な講義を聴くことができる。ここでより知識を深めることができます。
 そして、個人学習で、協働学習のときに役立つ汎用的なスキルを身につける。それによって協働学習の質を高めることができます。

 社会で活躍する力を身につけさせたい、というZ会の思いが現れている教育プラットフォーム+コンテンツだと思いました。

 No.3に続きます。
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(為田)