教育ICTリサーチ ブログ

学校/教育をFuture Readyにするお手伝いをするために、授業(授業者+学習者)を価値の中心に置いた情報発信をしていきます。

書籍ご紹介:『遅いインターネット』

宇野常寛『遅いインターネット』を読みました。仕事として教育に関わっているなかで、ICTをどう取り入れていくかというのはけっこう中心に近い仕事になっています。宇野さんは、「いま、必要なのはもっと「遅い」インターネットだ」というメッセージを、この…

淑徳小学校 淑徳アルファ カズトロジー 授業レポート No.1(2019年度ふりかえり)

弊社フューチャーインスティテュートは、淑徳小学校放課後クラブ 淑徳アルファで「カズトロジー」というコンピュータを使ってさまざまな活動を行う授業を行っています。カズトロジーは図書室のなかにあるPC室を使って授業を行っていて、淑徳アルファの1年生…

NHK「みんなの卒業式」と新日本フィルハーモニー交響楽団「テレワークでパプリカ合奏」、すごい!

個別に撮影した歌や演奏を、ネットを通じて集めて、まとめて合唱・合奏にするという取り組みをたまたま目にしました。テクノロジーでできるようになったこともたくさんあるし、こういうことをプロフェッショナルが実現させて、僕らに届けてくれるのが本当に…

仙台市立広瀬中学校 授業レポート まとめ(2020年2月21日)

2020年2月21日に、仙台市立広瀬中学校を訪問し、iPadでロイロノート・スクールを活用した3年生の社会科と1年生の英語の授業と、Artecロボを使ってプログラミングを学ぶ1年生の技術科の授業を見学させていただきました。授業の様子をレポートさせていただきま…

【先生方とシェアしたい!】『シン・ニホン』春の読書感想文大会(3月31日まで!)

このブログでひとり読書会のログも書きました、安宅和人さんの『シン・ニホン』ですが、学校の先生方(と教育関係の皆様)と感想を共有したいと思いまして、ブログでの公開を前提として感想文大会にご参加いただける方を募集します!シン・ニホン AI×データ…

教材で使えるかも?:新型コロナウイルスに関わる現状に対するリーダーたちの言葉

新型コロナウイルスが世界中に蔓延していることもあり、さまざまな国や組織のリーダーが、この危機に関してどんな言葉を発しているのかを見ることができます。現代史のリーダーの言葉は、言葉の学習にも、問題解決の学習にも、レジリエンスやグリットなどの…

休校×ICTでやれたこと No.12 「Google siteで休業中の学習支援と次年度の学習の意欲付け」(東松島市立鳴瀬未来中学校)

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、政府が打ち出した小中高校や特別支援学校などの臨時休校が2020年3月2日から始まりました。休校の状況にあっても、ICTを活用することで教育活動などを継続している学校の実践を「休校×ICTでやれたこと」として紹介し…

『シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成』ひとり読書会 No.2 「4章 「未来を創る人」をどう育てるか」

安宅和人『シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成』を読みました*1。サブタイトルに「AI×データ時代における日本の再生と人材育成」と書いてあるし、3章「求められる人材とスキル」と4章「「未来を創る人」をどう育てるか」のところは、学…

神奈川大学附属中・高等学校 授業レポート No.3(2020年3月18日)

2020年3月18日に、神奈川大学附属中・高等学校を訪問し、佐藤克行 先生(物理担当)と福家匠人 先生(英語担当)がコラボレーションする特別授業を見学させていただきました。この授業のテーマは「宇宙エレベーター」で、遠隔授業で自宅から高校1年生(32名…

『シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成』ひとり読書会 No.1「3章 求められる人材とスキル」

安宅和人『シン・ニホン AI×データ時代における日本の再生と人材育成』を読みました*1。サブタイトルに「AI×データ時代における日本の再生と人材育成」と書いてあるし、3章「求められる人材とスキル」と4章「「未来を創る人」をどう育てるか」のところは、学…