先日、息子の小学校のイベントで、学区内の公園をウォークラリーするというのがあり、入学したばかりの1年生たちとその保護者の皆さんと学区を歩きました。そのときに、グローバル企業に勤めているインド出身のお父さんと話をする機会がありました(日本語ペラペラの方でした。ときどき英語を交えつつ会話しました)。
海外の工場に勤めている人向けの研修をしている方で、「違う文化の人たちに、何かを教えるのは大変」という話になり、日本の教育システムの話になりました。そのときに、そのお父さんが、「いつも研修のときに見せるイラストがあるんだけど…」とスマホで見せてくれたのですが、それがとてもおもしろくて、探してみました。
「これだ!」と見つけたのは、インドの「THE COMPANION」の「Competitive exams and our education system」という記事。そこに添えられているイラストが、まさにお父さんに見せてもらったものでした。つまり、ここでの「our education system」はインドの教育システムということです。でも、日本で同じだな、と感じるので紹介したいと思います。
記事を読まなくても、イラストだけで何を言いたいのかが分かります。鳥と、猿と、ペンギンと、象と金魚とアザラシと…いろいろな動物が並んでいるところで、試験官が「では、公平な試験とするために、同じテストをしましょう。木に登ってみてください」と言う、そんなイラストです。
thecompanion.in
このイラストを見るだけで、記事の趣旨がおおよそわかるので、イラスト→本文という順で読んでみてもいいかもしれません。
イラストを見ていて、「あ、これ前にもどこかで…」と思ったのですが、前に紹介した、「I JUST SUED THE SCHOOL SYSTEM!!!」の中で似た事例が紹介されていました。合わせて教材として使うのもおもしろいかもしれないと思いました。
blog.ict-in-education.jp
(為田)