東京学芸大学附属小金井小学校の鈴木秀樹先生から、7月14日(土)にMicrosoft品川本社にて開催されるセミナー「ICT に学びを救われる子はあなたのそばにいる 〜ICT × インクルーシブ教育セミナー〜」をご紹介いただきました。
鈴木先生は、Facebookのエントリーで、下記のようなことを書かれています。
ICTは常に僕の傍にありました。それはWindowsだったりMacだったりiPhoneだったり色々でしたが、それらを僕は便利な道具として使ってきました。
授業でもそう。僕自身が何かを提示する時に使うことももちろんありますが、子どもたちが意見を交換したり、コンテンツを作成するのに使わせることも増えました。ICTは常に僕や子どもたちの能力や容量、時間や活動範囲を拡張してくれる存在でした。
でも、昨年、様々な経験を通して、僕はインクルーシブ教育でICTを活用することを真剣に考えたいと思うようになりました。
学びについて何らかの困難を抱えている子は、通常学級でも実はかなりの数います。その子どもたちの困難を、ICTを使って支援してあげた時に浮かぶ笑顔。それは、僕が今までICTを使ってきたのはこのためだったのかもしれない、と思わせるのに十分なものでした。
この鈴木先生の文章を読んで、ICTと学びの関係について、自分でもとても共感できる内容だと感じました。
イベントの内容についても、現状発表されているものを以下に転載いたします。
- 公開授業
- 5年生国語「天気を予想する」
- 学習用デジタル教科書等を活用し、学習に困難を抱えている子にも、そうでない子にもフィットしたデザインの授業を提案します。
- 授業者:鈴木秀樹 先生(東京学芸大学附属小金井小学校)
- 授業協議
- スピーカー:中川一史 先生(放送大学)
- ハンズオン&ワークショップ
- ハンズオンでは、児童がどんな学習に困難を抱えているか、ICT を活用して簡単に発見する「読み書きアセスメント」を実際に試すことができます。
- また、「学びを救う ICT」「学びを催促する ICT」をどう使うか。協賛企業がワークショップを開催します。
- パネルディスカッション
- パネラー:小池敏英 先生(東京学芸大学特別支援科学講座教授)
- パネラー:中川一史 先生(放送大学)
- パネラー:佐藤牧子 先生(東京学芸大学附属小金井小学校養護教諭)
- マイクロソフト認定教育イノベーター。保健学習、インクルーシブ教育が研究対象。
- ファシリテーター:鈴木秀樹 先生(東京学芸大学附属小金井小学校教諭)
- マイクロソフト認定教育イノベーター。ICT活用、プログラミング教育等が研究対象。
興味ある方は、ぜひサイトをご覧になっていただければと思います。
「ICT に学びを救われる子はあなたのそばにいる 〜ICT × インクルーシブ教育セミナー〜」
(為田)