2020年1月15日に京都教育大学附属桃山小学校を訪問しました。京都教育大学附属桃山小学校は、文部科学省の学校ICT活用フォーラムの視察先の一つとして選ばれていて、午後に学校ICT活用フォーラムが行われましたので、そちらにも参加させてもらいました。
全部で参加者は60名ほどで、「児童1人1台コンピュータ」の実現を見据えたGIGAスクール構想のために、実際に1人1台を実現した学校でどのような授業が行われているのか、どのような設備が必要なのか、ということを視察しようという参加者の熱意が感じられました。
副校長の原田勝之 先生から、「国立大学附属の学校の使命」として、以下のようなポイントをが紹介されました。
- 実験的・先導的な学校教育
- 地域における指導的・モデル的な学校としての取り組み
- 次代の教員を育てる
- 教育実習等のフィールド提供
- 大学・学部における教育に関する研究への協力
まさに、こうした観点から、今回の学校ICT活用フォーラムなどで見ていただく授業などの研究をされている先生方がたくさんいらっしゃいます。特に、情報教育に関しては、相手意識を大切にした子どもを育てるべく、さまざまな実践が行われています。
これまで、京都教育大学附属桃山小学校が、時間をかけて少しずつ積み上げてきた環境を、参加者の方が学び、それぞれの自治体へと持ち帰り、それぞれの自治体・それぞれの学校に合わせた形で実装できるように、何かお手伝いができればいいな、と思いました。
No.4に続きます。
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(為田)