教育ICTリサーチ ブログ

学校/教育をFuture Readyにするお手伝いをするために、授業(授業者+学習者)を価値の中心に置いた情報発信をしていきます。

授業で使えるかも?:MaaS(Mobility as a Service)

 先週、朝のNHKでたまたま首都圏ネットワークを見ていたら、MaaSを紹介していました。MaaSは、Mobility as a Serviceの略です。ニュースで紹介されていたのは、カーシェアリングのサービスでした。普通に移動手段としての利用もありましたが、驚いたのは、保険会社の営業の人が、外回りの途中でカーシェアリングの車を個室として利用して社内で仕事をしていたこと。車を借りるが、まったく動かさない、ということは考えたことがありませんでした。

 そんな様子を見ていて、MaaSについて興味を持ち、YouTubeで検索してみると、DENSOがCES2018で発表したMaaSコンセプトの動画がありました。
f:id:ict_in_education:20180712171319j:plain

 都市交通システムの変革、ということで、子どもも高齢者も、家族と繋がりながら移動ができるのもいいし、オンデマンドで移動ができるのもいいと思います。カーシェアリング、使ってみたいと思いました。
www.youtube.com

 ですが、DENSOのビデオはやはりまだモビリティ(移動手段)の方に寄っていて、MaaSを調べるきっかけになった、「スペースとして車を借りる」というところまではいっていないな、と思いました。
 テクノロジーの新しい使い方、全然知らないところで広がっているのかもしれない、もっと視角を広くもとうと思いました。

 「カーシェアリングの技術を使って、どんなことができるでしょうか?」というような授業をやってみるのもおもしろいかもしれないと思いました。

(為田)