2020年1月18日に、成城学園初等学校にて、192Cafe 公開イベント #3 教育改革のソノサキへ を開催しました。為田は、192Cafeに事務局として参加をしています。多くの方に参加していただいたこのイベントでは、SNSでの積極的な発信を推奨しており、僕も会場からできるかぎり、Twitterにて実況をしましたので、その様子をまとめてレポートしていきたいと思います。
今回、会場を提供してくださいました、成城学園初等学校の秋山貴俊 先生のプレゼンテーションが行われました。
成城学園初等学校の秋山先生が、「成城の描く教育ビジョン」をプレゼンテーションします。成城学園は、「画一的な教育を打破する」ことを目指して作られた学校なのだそうです。映像の授業など、特徴的な授業を行なっています。ICTを使って、子どもたちの個性を伸ばす教育に使いたい。 #192Cafe
— 為田裕行 (@Hiroyuki_Tameda) January 18, 2020
成城学園では、先生は教育者だけではなく、教育者であることが求められる。ときに、学校から予算もつく。秋山先生の研究テーマは「ICT活用×コーチング」。秋山先生のクラスには、ひとり1台Chromebookが入っている。 #192Cafe pic.twitter.com/AIVaA0yCiu
— 為田裕行 (@Hiroyuki_Tameda) January 18, 2020
成城学園初等学校の新校舎(2019年9月から利用開始)は、天井が高く開放感があります。
ICT活用。作文を書くときにも、紙で書いても、パソコンで書いてもいい。キーボードを使ってもいいし、音声入力でもいい、というふうにしている。自分の気持ちをいちばん表現できる環境でやっていいとしているので、寝転がって書いている子もいる。 ICTによって個に合わせた方法がとれる。 #192Cafe
— 為田裕行 (@Hiroyuki_Tameda) January 18, 2020
この教室のなかで、自由にICTを活用する授業が行われているそうです。成城学園初等学校では、「劇」「舞踊」「映像」「遊び」「散歩」などが授業の中にあることもあり、「映像」などについてはテクノロジーがすごく取り入れられている分野でもありますので、ICTの活用が成城学園初等学校の実践をまたレベルアップさせることもできるのではないかな、と思いました。
問題となることもある:「興味のある世界へ飛び出してしまう」「モチベーション格差 どこまでも伸びてしまう」→得意な子と苦手な子の格差を、コーチングなどの手段で解決できないかと思っている。 #192Cafe
— 為田裕行 (@Hiroyuki_Tameda) January 18, 2020
秋山先生は、「実証に興味があれば、ぜひ一緒にやっていただければと思います」と言っていました。192Cafeには企業の参加者もたくさんいますので、学校と企業が出会う場になればいいと思います。
最後に、全体のクロージングで、森村学園初等部の榎本昇 先生が登壇しました。
いよいよクロージングです。森村学園初等部の榎本先生がスピーチします。「速く行きたいなら1人で行け。遠くへ行きたいなら仲間と行け」の言葉を引用して、同じ志と情熱をもった仲間を探しましょう、という話。 #192Cafe pic.twitter.com/nlCaHBoXgp
— 為田裕行 (@Hiroyuki_Tameda) January 18, 2020
榎本先生は、「2020年はゴールじゃない。ここがスタートライン。ここからが大事。コミュニケーションとチームビルディングが重要。映像のプロジェクトを子どもたちが自主的に進めていくなかで、成長していく。この192Cafeのプラットフォームを使って、より良い未来を作りましょう」とイベントを締めくくりました。
この場で、さまざまな交流が起こり、私立学校での実践が進んでいけばいいと思います。
(為田)