先日テレビを見ていて、パン屋でトレーの上にのっているパンを画像で認識して価格を計算するレジ、BakeryScan(ベーカリースキャン)が紹介されていました。画像認識の技術がどんなふうに使われているのかということを知ることができるのではないかと思います。
パンは、似たような形のパンが多かったりもしますが、きちんと認識をしています。ご認識をしたときは、手作業で訂正をします。訂正することで、BakeryScanは学習して、次は間違えなくなるそうです。
以前、大阪市の小学校で「プログラミングはどんな場面で使われているだろうか」ということを授業のなかではなしをしました。そのときに、「身のまわりには、たくさんプログラミングが使われていますよ」と伝えたのでした。
BakeryScanがたくさんのお店で見られるようになることで、「ああいう仕組みも作れるのか」と子どもたちのものづくりへの気持ちを掻き立てることもあるかもしれない、と思いました。
また、いまあるシステムを「こんなふうに変えればいいのではないか?」というアイデア出しをするのもおもしろいかもしれません。「こういうの作りたい」「こういうふうに便利にしたい」というところから出発して、プログラミング教育に進む授業案も増えてくるだろうと思いますので、そのためのトリガーになる動画としても使えるのではないかと思います。
(為田)