2021年1月末に、田園調布雙葉中学高等学校の小林潤一郎 先生に授業の様子を伺いました。小林先生が担当されている情報の授業では、「CG」「AI」「IoT」など、毎週テーマを決めて、オンラインと対面のハイブリッドの授業を行っているそうです。
小林先生は、「オンラインと対面のハイブリッドの授業がコロナ禍で続いており、オンラインで調べたことを、対面で実践するという構成で情報の授業は非常に生徒が自分ごととして取り組んでいます」と言っていました。
「AI」をテーマにした授業では、以下の6つのサイトを1つ5~10分くらいずつ見ていったそうです。
- 識別系
- 描画を識別
QUICK, DRAW! - 顔を識別
Teachable Machine - レポートを盗用かどうか識別
骨董通り法律事務所
コラムから気になるものを1つ選んで、ほとんどコピーして、それらしい「著作権」レポートを1ページ作成してください。
- 描画を識別
- 予測系
自分の描いた絵がAIで識別されたり、自分の写真をAIを使って絵にしてもらったり、ということを体験することで、「いまのテクノロジーでこうしたことができるのだ」ということを実際に感じることができると思います。
さまざまなAIを活用したサービスを調べる部分は、オンラインで個人でどんどん進めていってそれを皆で事前に共有し、そこで感じたことなどを対面授業でディスカッションしたり体験することができると思います。みんな楽しんで授業に取り組んでいるそうです。
成果物として、最後のToonMeで作成した絵などができてくるのも楽しいと思います。自分でもやってみました。いまSNSで使っている自分の写真を読み込ませて、Cartoonにしてもらいました。
すごいおもしろいです。これを教室でクラスメイトと見せあったりしながら、AIについて考える授業だったら、絶対に印象深いものになるし、AIで何ができるのかということを考える機会になると思いました。
(為田)