教育ICTリサーチ ブログ

学校/教育をFuture Readyにするお手伝いをするために、授業(授業者+学習者)を価値の中心に置いた情報発信をしていきます。

授業で使えるかも:ChromeブラウザでQRコードを作って共有する

 先日、小学校3年生のクラスで使っているスクールタクトに、自分のiPadからログインしてもらう機会がありました。アプリをインストールしていないので、QRコードを読み込んでもらおうと思って、QRコードの作成をしました。「そういえば、Chromeで簡単にQRコードを表示できるようになったはず…」と思っていたのですが、どうやるのかを覚えていなかったので、検索して調べました
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 Chromeで共有したいページを開き、アドレスバーをクリックすると、QRコードを表示するアイコンが表示されるので、そこをクリックするだけでQRコードが表示されます。
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 プロジェクタで画面を投影していたので、ホワイトボードにこのQRコードを表示して、「iPadでスクールタクトを使いたい人は、カメラで読み込んで、いつもどおりIDとパスワード入れてね」という説明をしたら、みんなiPadで簡単にQRコードを読み込んでいきます。ほぼ質問なども出ませんでした。子どもたちのスマホiPadリテラシーの高さを感じました。

 先生が表示しているページのURLを簡単にQRコードを介して子どもたちもアクセスできるようになることで、授業中にいろいろな応用もできそうだと思います。また、「ダウンロード」のボタンを押せば、QRコードPNGファイルもできます。
 どちらもちょっとした機能ですが、授業中あるいは授業準備に便利だと思います。QRコードを作成するの、意外と面倒でしたから。

(為田)