2022年6月23日に、森村学園初等部を訪問し、榎本昇 先生が担当する5年生のプログラミングの授業を参観させていただきました。最後に、プログラミングの授業が行われたメディアルームの様子を紹介したいと思います。
大きなディスプレイが2つあって、先生が操作方法を紹介したり、子どもたちの作品を提示したりしています。
実際に授業をしている様子はこんな感じです。今回は一人1台のiPadで一人1台のSphero BOLTをプログラムしていたので、こうして広々と使えるのは非常に重要だと思いました。
昨年、同じメディアルームでの授業を参観させていただいたときには、大きな机が入っていました。違いを見てみると、プログラミングの授業を行う環境づくりの参考になるかもしれません。
blog.ict-in-education.jp
メディアルームの片隅には、LEGOでロボットプログラミングができるフィールドが用意されていました。プログラミングは、没頭して作れば作るほど、長期間に渡って作り続けていく場面が出てくると思うので、その都度バラしていたりすると時間がもったいないこともあるので、こうして「ずっと置いておけて、いつでも使えるようになっている」のは非常にいいなと思います。
窓際にはmakebloockのレーザーカッターや3Dプリンターも設置されていました。レーザーカッターや3Dプリンターを使うことで、子どもたちが普段使っている教室や廊下などでちょっと使うものを自分たちで作ることができるようになっていくと思います。
子どもたちをどんなふうにプログラミングに出会わせるのか、どんなことができる環境を用意するといいのか、というのは教室環境づくりにほかならないので、とても興味深かったです。
(為田)