ChatGPTを使ってみることはいろいろしていますが、「Bingもなかなかいいですよ」と言われることが多いので、使ってみました。デフォルトで使っているブラウザはずっとGoogle Chromeだったので、Bingの検索をしたことがほとんどなかったのですが、Microsoft bingのトップページから、「検索」の横に表示されている「チャット」をクリックするだけで、AIを利用した検索をすることができます。
ログインしなくてもチャット検索は使えるのかな、と思ってログアウトして使ってみましたが、1日5回の制限はありますがチャット検索ができました。
Bingのチャット検索であれば、ChatGPTと違ってログインをしなくても使えるので、学校でAIを活用した検索を児童生徒にやってみてもらうのにはBingの方が敷居が低いかもしれません。
検索キーワードが上手に入れられなくて、「世界一大きなカブトムシ」みたいに検索をしているケースをときどき教室で見かけますが、チャット検索だったら問題なく回答が来て、画像まで出すことができました。小学校では、子どもたちの検索の仕方が大きく変わるかもしれません。
今度、授業でやってみようと思います。チャット型の検索をしてみることで、子どもたちはどんなふうに検索するようになるでしょうか。
Bingでは、ChatGPTと違って回答に引用元が脚注形式で書かれていますが、子どもたちは引用元のページを今までの検索のように見に行くのだろうか。それとも、全部Bingの画面内で検索は完結するのだろうか。その場合、ここから調べ学習的なところへ進んでいけるのだろうか。どう子どもたちは使い分けるのだろうか。いろいろと気になることはたくさんあります。
これは、子どもたちと一緒にやってみないとわからないところだと思います。実際にやってみて、メリットとデメリットをちゃんと整理していきたいと思います。
(為田)