台風などで河川の水量が増え洪水にならないように、さまざまな施設が稼働しています。そのなかのひとつに、大きな地下空間に大きな柱が何本も立っていて「地下神殿」とも呼ばれる「首都圏外郭放水路」があります。
この首都圏外郭放水路に、2023年6月2日に江戸川の水を流入させた様子がTwitterで流れていました。
【台風第2号】今回の台風で増水した川の水が、6月2日19時ごろに江戸川河川事務所が管理する #首都圏外郭放水路 に流入する様子です。地下放水路を通して洪水の一部を江戸川へと流すことで、流域の被害を大きく軽減することができます。#洪水 #台風 #江戸川河川事務所 #地下神殿 pic.twitter.com/CHBz1uGWPH
— 国土交通省 江戸川河川事務所 (@mlit_edogawa) June 3, 2023
こうして実際にどんなふうに水害への対策が行われているのか、土木工事がどのように意味をもっているのか、を知ることは大事だと思います。他にも災害対策の施設はたくさんあると思うので、地域にあるもの*1をサイトやSNS、ライブカメラなどをチェックして授業で教材として使ってみると、子どもたちの興味が喚起されたり、イメージが膨らむことがあるのではないかと思います。
(為田)
*1:以前紹介した、高知県香南市の津波避難タワーもですね。