2024年10月7日に鹿児島市立小山田小学校を訪問し、昼休みに図書館での活動を見学させていただきました。図書館ではハロウィンの飾りつけをしているところで、折り紙のハロウィン飾りの作り方を検索して見ながら、ハロウィン飾りを作っていました。
小山田小学校の図書館では学校図書館司書と図書委員でいろいろなイベントをしているそうで、この日はピンポン玉を箱から取り出して、そこで出た番号の児童に宛てて本を薦める手紙を書いていました。全校児童53人の小山田小学校では、子どもたちは違う学年でもみんなわかるそうなので、相手のことを思いながら本を薦める手紙を書いているそうです。こういう場があるのは学校の図書館ならではでいいなと思いました。
図書館の一角に、鹿児島っぽく作られていた棚があったのが印象的でした。棚の中には卒業生の書いた文章がまとめられたファイルがありました。また、「八・六 平成5年8月6日の水害の記録」というタイトルで30年前の学校創立100周年のときに子どもたちが書いた文章が綴じられたファイルもありました。こうした文章が学校の図書館に残っているのも、地域の中の学校の意義を感じます。
No.5に続きます。
(為田)