先日、学校の授業で星の図鑑を使いました。付録に星座早見がついていました。とても懐かしいなあ、と思いました。
方角を確認して、時間を確認して、盤をまわして、どんな星が見えるのかを調べて、夜空に見える星と見比べて…というのを夜の校庭でやった記憶があります。とても楽しかったけれど、ちょっとわかりにくかったなあ、星座早見盤、と思い出します。

最近は、iPhoneのアプリ「Star Walk」を使って、夜空にかざすことが多くなりました。
いま、ちょうど月のそばに木星が光っているのですが、月の方にiPhoneをかざすと、こんなふうに画面で見えます。
今日はたまたま曇っていますが、曇り空にかざしても、その方向に「見えているはず」の星空を見ることができます。昼間にかざしたってみることができます。
このアプリ、ただかざして見ているだけでも楽しいのですが、プロジェクタに投影して、教室の壁や天井にかざせば、星空をそこで見せることができるはずです。星座早見盤だと、「ちょっとわかりにくいな…」と思っている児童にも、このアプリと併用することで「ちょっと、これすごい!」と思ってもらえるきっかけになるのではないかな、と。
「すごい!」と興味を喚起することは、学びへの第一歩。そこから興味を持って、いろいろなことを学びが進むということもあると思うのです。
実際に教室で使ってみている先生がいらっしゃったら、教室見学させてもらいたいなあ、と思っています。
↓iPhone版。
↓iPad版。
(研究員・為田)