教育ICTリサーチ ブログ

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授業で使えるかも?: 『プログラミングを学ぶ前に読む アルゴリズムえほん 1 アイデアはひとつじゃない!』

 小金井市立前原小学校の松田孝校長先生が監修されている、『プログラミングを学ぶ前に読む アルゴリズムえほん 1 アイデアはひとつじゃない!』を献本いただきました。

 ページの構成としては、「アルゴリズムとはどういうものか」を含んだストーリーのページと、アルゴリズムあそびというアクティビティに使えるページ、指導者向けのプログラミング授業アドバイス解説ページなどがあります。
 コンピュータを使ってプログラミングを学ぶ前に、やってみるのにいいように思います。


 さて、アルゴリズムとは何か。本書の中では、「アルゴリズムっていうのは、目的をかなえるための方法のこと」と最初に書かれています。

問題を解決するための方法や手順のこと。問題解決の手続きを一般化するもので、プログラミングを作成する基礎となる。アルゴリズムは1つの問題に対し、複数ある場合が多い。


アルゴリズムとは - コトバンク

 ひとつの問題を解決するために、いろいろなやり方がある、ということを伝えるのは、本当に大切なことだと思います。そうした姿勢・態度を育むための方法として、プログラミング教育が使われるのはいいことだと思います。

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 この「アルゴリズムえほん」、全4巻となるそうです。4巻のそれぞれのタイトルは以下のとおりです。

  1. 『アイデアはひとつじゃない!~アルゴリズムって、こういうもの~』
  2. 『ならべかえたり、さがしたり!~よくつかうアルゴリズム~』
  3. フローチャートで、みらいをえがけ!~アルゴリズムのきほんの形~』
  4. 『あそべるアルゴリズム!!』

(為田)